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降水

・ このページの最終更新日時 2016年8月30日 (火) 10:16




降水」の掲示板 / コメント

[英precipitation仏pr?cipitation独Niederschlag()]

雲から地上に降る水滴(雨,rain)および,雪,あられ,ひょうの総称.いずれも雲粒からできる.氷晶過程を伴う場合と伴わない場合がある.後者は低緯度地方の雨に多く,0℃以上の雲粒どうしが落下速度の違いにより合体し,大きな水滴に成長して落下するもので,暖かい雨(warmrain)とよばれる.これに対し,中・高緯度で降る雨は,ほとんど雪が空中(気温が0℃になる高度)で融けて雨になったもので,冷たい雨(coldrain)または氷晶雨(icecrystalrain)とよばれる.直径0.2mm以上の水滴を雨滴とよんで雲粒と区別する.この大きさは霧雨に対応する.ふつうの雨の直径は1~2mm程度,落下速度は6~8m/s程度である.激しい上昇気流のあるところに雷放電を伴っておこる雷雨(thunderstorm)のときは,より大きな雨滴が降るが,直径7mm以上のものは観測されていない.落下中に分裂してしまうからである.雨滴の形状は,直径1mm以下ではほぼ球状だが,それ以上になると底面が平らなあんパン状になる.地上気温が0℃以下の場合,降水粒子は雪であることが多い.
降水が生じるためには持続した上昇気流が必要である.上昇気流は,1)前線に伴うもの,2)山の斜面に沿う気流,3)地表面の日射による加熱,4)2つの気流の合流または渦巻に伴う強制上昇に分類される.日本降水は,温帯低気圧のほかに,冬の北西季節風に伴う雪,梅雨台風,夏の雷雨によってもたらされる.降水を雨に換算し,その場に積ったものと仮定したときの深さを降水量(amountof)precipitationまたは雨量(amountofrainfall)といい,それを計測する装置を雨量計(raingauge,pluviometer)とよぶ.単位はふつうmmで表わす.日本の年平均降水量は1700mmで,中緯度帯としては異常に多い.







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