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賤民

・ このページの最終更新日時 2015年12月2日 (水) 20:50




賤民」の掲示板 / コメント

せんみん

古代律令制下の 良賤制に基づく 賤,および学術的用語としての各時代の被差別民の総称。古代の賤民は,犯罪による処罰,人身売買債務奴隷などによって形成された。律令制においては,陵墓を守る 陵戸,朝廷の労役を行う 官戸公奴婢( 官奴婢),私有奴隷としての 家人けにん・私奴婢の5つの身分賤民(五色の賤)とされた。8世紀以降は,社会的変動・奴婢の逃亡などを背景にして,各種の〈放賤従良〉(賤の良民への解放)が政策的に実施されるなかで,良賤制は解体していった。古代末期以降,卑賤観念・触穢思想が一般化していくにつれて,中世には 河原者清目きよめなどの 非人と総称される賤民身分が成立したが,古代賤民との系譜は確認できない。近世には,中世末以来の賤民身分が再編成されるなかで,主として河原者=屠者の系譜の者が 穢多身分として近世賤民身分の中核をなすに至った。身分支配においては,〈穢多非人の類〉として一括される場合もあるが,賤民身分として必ずしも一様の存在ではなかった。1871(明治4)の〈 解放令〉(賤称廃止令)によって,賤民および賤民制は法制的に廃止された。







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