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日本国憲法

・ このページの最終更新日時 2017年7月30日 (日) 18:08




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日本国憲法 にほんこくけんぽう 日本現行憲法1946年(昭和21)11月3日公布、47年5月3日施行。11章103条からなる。

日本近代化明治憲法の制定[編集]

日本は、1889年(明治22)に制定された大日本帝国憲法(明治憲法)のもとで、西欧諸国においつくために近代化推進した。明治憲法日本最初の近代憲法で、天皇に代表される非民主的要素と、帝国議会に代表される民主的要素とをあわせもっていた。昭和初期のきびしい国内・国際情勢のもとで、非民主的要素のひとつである軍部独立を抑制することができなくなり、二・二六事件日中戦争をへて太平洋戦争(1941~45)に突入した。

日本の敗戦が濃厚になった1945年7月26日、アメリカ中国イギリスは、日本降伏の機会をあたえるために、ポツダム宣言を発し(のちにソ連も参加)、8月14日、日本政府はこれを受諾した。

ポツダム宣言によれば、戦後日本の政治形態は日本国民の自由に表明された意思によって決定される。ただし平和的傾向をもち、基本的人権の尊重が確立されなければならない。9月2日に降伏文書調印され、日本統治権は、占領政策を実施するために、連合国最高司令官の制約のもとにおかれた。日本国憲法はこのような状況の中で制定された。

日本国憲法の制定の経緯[編集]

当初、日本政府側は明治憲法の改正消極的であったが、1945年10月11日のマッカーサー連合国最高司令官による憲法改正の指示をうけて、10月27日に憲法問題調査委員会が設置された。憲法改正にあたっての日本側の最大の関心は天皇制の保持にあった。憲法問題調査委員会明治憲法の基本原理を維持しつつ、細部の自由主義化にとどめようとした。

1946年2月1日、毎日新聞によってスクープされた改正案をみたマッカーサーは、それがあまりに保守的であることにおどろき、2月3日に総司令部で草案を作成して日本政府に提示することを決意し、民政局マッカーサー3原則(天皇制民主化戦争放棄封建制の廃止)をしめした。この背後には、45年末に日本管理のため連合国によって設置された極東委員会の介入を阻止するねらいがあった。

民政局は、いわゆるマッカーサー草案を昼夜を徹して極秘のうちに起草し、1946年2月12日に完成した。翌13日、この草案が日本側に手交され、日本側はその中身があまりに民主的であることにおどろかされたが、結局それをうけいれるしかなく、細部の手直しをしたうえで、3月6日に憲法改正草案要綱として公表した。

この要綱は、その後の過程で口語化され、1946年4月17日に憲法改正草案として枢密院に諮詢(しじゅん)されると同時に公表された。6月8日の枢密院での可決をうけたのち、政府明治憲法73条にしたがって、6月20日に開会された第90回帝国議会帝国憲法改正案として提出した。

衆議院での審議は6月26日に開始された。特別委員会での審議をへて、若干の修正をほどこされた改正案が、8月21日に特別委員会で、また8月24日に本会議で可決され、貴族院に送付された。これをうけて、貴族院は8月26日に審議を開始し、ここでも若干の修正がくわえられて、10月6日に可決され、ふたたび衆議院に回付された。衆議院は10月7日に貴族院の修正に同意した。

こうして帝国議会を通過した改正案はふたたび枢密院に諮詢され、10月29日に本会議で可決されたのち、天皇裁可をへて、11月3日日本国憲法として公布され、47年5月3日から施行された。このように、国民主権を基本原理とする日本国憲法は、天皇主権を基本原理とする明治憲法の改正手続きをへて成立したわけであるが、この事実を法的に説明するのはむずかしい。

日本国憲法の基本原理[編集]

一般に、日本国憲法の基本原理として国民主権平和主義(戦争放棄)、基本的人権の尊重の3つがあげられる。日本国憲法は、第2次世界大戦の敗戦とそれに対する日本国民の反省平和への強い決意から生まれた。このような平和への願いが憲法前文の基調をなしている。すなわち、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにする」には、政府国民のための政府とし、政府国民の意思に服従させる制度が必要である。そのもっとも確実な手段が国民主権の原理の確立であり、そのためには、国民代表による民主制の確立と、主権を有する国民基本的人権の尊重が、もっとも重要な課題となる。憲法はそのためにさまざまな制度をもうけている。







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