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アンサンブル予報

・ このページの最終更新日時 2015年11月19日 (木) 10:58




アンサンブル予報」の掲示板 / コメント

ensemble forecast

現在実用化されている天気予報は、大気の諸現象を支配する物理方程式に基づく数値予報モデル(→「大循環モデル」)に、少し前からの予報値と現在の観測値とに基づく初期値を与え、未来の大気状態をスーパーコンピュータで計算する数値予報という手法で行われている。しかし、大気カオス理論で説明されるような不規則な振舞いをし、わずかに異なる二つの初期値から始めた予報結果が数日のうちに大きく異なってしまう場合も少なくない。現実には初期値に必ずわずかな誤差が含まれ、予報モデルも完全ではないためその誤差が成長し、通常1~2週間のうちには予報値と現実の観測値との差(予報誤差)が拡大して予報の価値が損われる。
そこで、数日より先の予報においては、もともとの初期値誤差の範囲内で意図的に改変した値を複数作成し、おのおのに対する数値予報の結果を統計的に処理することが行われ、アンサンブル予報と呼ばれる。複数の予報結果(メンバー)の平均値を最も期待される予報結果として用いたり、メンバーごとの予報結果のばらつきの大きさ(スプレッド)を予報結果の信頼度の指標に用いることができる。
気象庁は、週間天気予報、1カ月・3カ月予報、寒侯期・暖侯期予報にてアンサンブル予報を用いている。週間天気予報は予報の信頼度をA、B、Cの3ランクで表し、それより長期の予報では気温降水量の予報値を「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3階級に分け、おのおのが現れる確率として発表される。







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